当園について

保育方針

各年齢クラス10人から多くて20人。 保育園は「小さな学校ではなくて、大きな家庭」というコンセプトに沿った人数です。

全体の見栄えのためにひとりひとりが部品になるような活動や行事はしません。「子どもにも我慢する体験や忍耐力を育てることが必要だ」と言われる方もあります。もちろん子どもだって「みんなで力を合わせると楽しい」と感じたときには我慢ができますし、そんな体験は必要です。でも本当はあまりやりたくないのに大人が喜ぶから、大人にほめられるから我慢してがんばるのはおかしいと思うのです。大切なことは自分自身で楽しいと思えること、自分からやりたいと思えること。そんな時に大人にほめられるととてもうれしいのです。きれいに出来ること、そろって出来ることも見物している人へのサービス。そんなことよりも自分自身が自信をもって楽しめること、他人と比べるのでなくひとりひとりが充実することが大切だと思うのです。だから、天使保育園では子どもが主役です。

園長が東京で一緒に研修活動している人の園は千葉県の田舎にあって、園舎の裏にある山を登ると海が見えます。そんな環境が子どもにとって最高ですが、残念ながら天使保育園は下町の住宅密集地にあって園庭もまさに「猫の額」です。だから外に出るしかありません。幸い少人数なので、小回りが利きます。予定して無くても天気が良ければ即散歩です。たくさん歩けることが様々な力をつけます。行く先々で、様々なことを体験します。特別な体操をしたり訓練をしたりすることよりも、いっぱい歩いて楽しむ。そのために、天使保育園ではたくさん散歩に行きます。

天使保育園では「みんなで協力することの大切さ、楽しさを子ども達に伝えるためにいろいろな工夫をすること」が保育の大切な仕事だと考えています。基本的な生活習慣や生命に関わる事柄は「先生の言う通りにしなさい」という命令になりますが、それ以外は「自分たちで考えよう」という提案と側面からの援助が大切です。他人の立場を考えて協力するのはとても難しいことです。でも日常の生活が自分にとって安心できる満たされたものであったら、少しずつでも他人のために思い遣ることが出来てきます。年長クラスになったら、クラス全体で協力して自分たちの行事を創り上げる日を目標に、毎日の生活を見守っていきます。

園の特徴

天使保育園の子どもたちの楽しみな時間の一つにリトミック(注1)があります。 天使保育園では、楽器を使ってあそびながら音楽の基本的な力を育む時間をリトミックと呼んでいます。特に楽器や合奏の練習!として取り上げるのではなく、専任講師が子どもたちに合わせて楽しいプログラムを組んでいます。合奏などに活かせる楽器遊びやハンドベルなどを取り入れながら、リズム遊びのなかでいつの間にか音楽に親しんでいきます。

音楽指導を楽しく進めるには指導者に高度な音楽表現力が必要です。(呼吸をするように自然に楽器演奏が出来ないと楽しく音で遊んでいるような空間が創れません) 現講師は現役のピアニストで絶対音感を持っていますので、その年の子どもたちの状況に合わせて内容を決めながら無理なく楽しく進めています。その結果、合奏が大好きな子どもが育ち、リズムに合わせて思わず身体が動いてしまう子どもが育ちます。また何人かの子どもたちは絶対音感を習得します。そんな風に音楽を楽しむ根っこの力が育つことは、子どもたちにとって一生の宝物になると思います。

(注1)リトミック(りとみっく、Eurhythmics,ユーリズミックス,ユーリトミクス)とは、19世紀の末から20世紀初頭にかけて、新教育運動の絶頂期にスイスの音楽教育家で作曲家でもあったエミール・ジャック・ダルクローズが開発した音楽教育の手法の名前で、「ダルクローズ音楽教育法」ともいわれます。天使保育園でリトミックと呼んでいるのは、そうした伝統的なリトミックではなく、独自のカリキュラムによる、音楽遊びです。

【絶対音感について】 楽器を使わずに絶対音程がわかる絶対音感(例えばピアノの鍵盤を見ないで、誰かが弾いた音がドとかミとかを自分の耳だけで聴き取る力です)は、音楽家志望の場合は有利な能力です。 また幼児期を過ぎると習得しにくいとも言われています。 天使保育園の卒園児にはリトミックで絶対音感が身についた子どももたくさんいます。 ただこれは、ほとんどの場合、努力して身につける、といったことではないので、できるできないの評価はあまり望ましいことではないと考えています。

看護師が常勤で、園児の保健活動をしています。乳児を中心に保護者様からの保健相談も受けています。

毎年、全園児の内科検診、歯科検診を実施しています。

調理担当職員は毎月、クラス職員は年二回、Oー157検査を含めた検便検査をしています。

オゾン発生器内臓・加熱蒸散式害虫駆除機で、定期的に園内施設を除菌・消臭・害虫駆除しています。

学校健康会の災害共済給付契約に加えて、東京海上日動火災保険の施設賠償責任保険・生産物賠償責任保険・個人情報漏えい保険・普通傷害保険に加入しています。

園長より

誰もが子どもには丈夫で優しい子に育って欲しいと願います。加えて学校の成績が良ければ最高です。でもなかなかうまくいきません。何を大切に考えて子どもを育てたらよいのでしょう。天使保育園ではその答えが“自己肯定感(自分で自分を認める力)”だと考えています。基本的な躾も生活習慣も、学力も、すべてがこの自己肯定感という土台の上に存在することが、今の社会では忘れられています。  「自分は祝福されて生まれてきたのだ」「自分はここに居ていいんだ」「自分を大切に思ってくれる人がいるんだ」こんな心の根底の思いが生きていくうえで何よりも大切なのだと思います。 「あなたはあなたでいいんだよ」としっかり受け止められるからこそ「今度はお友達にもおもちゃを貸してあげようか?」という言葉に安心して応えられるのだと思います。  こうして育つ「私は私でいいんだ」という心と「私はみんなの中にいるんだ」という心。この二つの心のバランスは、子どもだけでなく大人にも大切な感覚です。育つのは子どもだけではありません。親も保育者も、人としてのお互いに関わりあいながら一緒に育っていくのです。大人も子どももみんなで一緒に育ち会えたら素晴らしいですね。

園の概要

園名

天使保育園

設立

昭和36年5月

設置者

宗教法人 名古屋イエスキリスト教会
代表役員 平馬瑠璃子

園長

伊東世光

所在地

〒 467-0841
名古屋市瑞穂区苗代町19-23

TEL

052-811-3503

定員

60名

対象年齢

産休明け〜就学前まで

保育時間

7:15〜19:15

休園日

日曜・祝日・年末年始

親子遠足、運動会、生活発表会、作品展の行事開催日

沿革

昭和36年5月

設置認可

昭和51年4月

園長 伊東世光就任

平成9年4月

産休育休明け入所予約制度の指定を受ける

平成13年4月

延長保育指定園となる

平成17年6月

子育て支援センター事業の指定を受ける